その業界儲かりやすい!?

最終更新: 2019年9月29日

その業界儲かりやすいの!?



何か新しい業界に参入したりする時には、その業界が、構造的に「儲かりやすいか?」ということを知ることはビジネスを始める上では非常に重要です。

この「儲かりやすいか?」を見極めるのに非常に便利なフレームワークが5Forces分析です。(説明しない、とか言っておきながらネタに困ったのでちょこっと書いちゃいます。)


儲かりやすい業界なのか?をみるのに便利な5F(ファイブフォーシーズ)


5F分析は箱を「業界」の箱の縦横に並べてそれぞれが「業界」にどのように関わっているかをパッと見で直感的に把握できる優れたフレームワークです。

なぜ5つの力(Forces)という名前かというと、ご存知の通り、「業界」への「力(Force)」がどのように作用しているか?をみるためのフレームワークだからです。


それぞれの力(Forces)

真ん中の箱:「業界」:競合の力

「業界」の箱の売り手の交渉力

「業界」の箱の買い手の交渉力

「業界」の箱の代替品の脅威

「業界」の箱の新規参入の脅威


何となくイメージしやすいように「業界」を「ラーメン屋」と置いてみましょう。

真ん中の箱:「業界」:ラーメン屋業×広島市としました。


ここで大切なのが、「業界」を「エリア」においても定義することです。

「エリア」が「世界」なのか「日本全国」なのか「広島市」なのかで分析結果が変わってくるからです。

(この「エリア」という観点は結構抜けがちです。「エリア」を定義することでかなり分析がシャープになります。)


真ん中の箱:「業界」:競合の力:そのまんまですが、真ん中の箱は競合(同業との競争)の激しさを表します。

ラーメン屋激戦区などと呼ばれる地域ではこの競合の力は「大きい」となります。

「広島市」はさほどうまい店がありませんから(かなり偏見ありです)ここでは「小さい」となります。(きちんと店舗数人口比率を見ないといけません。。。)


「業界」の箱の左:売り手の交渉力:ラーメンを作り提供するには、麺やスープの「材料」が必要ですので、この場合の売り手は「材料屋」です。材料屋というのはちょっと大雑把過ぎますが、要は仕入先です。

この仕入先の力が強いのか弱いのか?ということを事実から分析をします。

仕入先の力が強いというのは、例えば、ラーメンの材料を作っている事業者が非常に限られているとしましょう(実際にそのようなことはありませんが、、、)。あなたはラーメンを作りたい、しかし仕入先が限られている。その場合、あなたは限られた仕入先から材料を仕入れざる得ません。この場合、仕入先の方があなたよりも力が強くなってしまう、という感覚はなんとなくお分かりになるでしょうか。仕入先はあなたには麺100人分を5万円以下では売りませんよ、と言ってきても断ることができないのです。それは売り手の影響力が強いためです。

実際は、仕入先は数多く存在し、こちらに仕入先を比較し選ぶ選択肢がありますので、売り手の交渉力は「小さい」と判断することができます。

(ただし、ここにラーメンを提供する「人材」を入れると人材不足が叫ばれる現在においては「大きい」となるかもしれません。この現象は多くの業界で発生してしまっています。)


「業界」の箱の右:買い手の交渉力:あなたがラーメン屋業にいるわけですから、買い手は「消費者」になります。お客さんです。

買い手の交渉力が強いというのは、買い手に選ぶ選択肢が沢山あったり、買い手が大量に買うという状況のときに発生します。他にもラーメン屋があるわけで、消費者に選択肢がありますし、一人がラーメン100杯食べるから安くしてくれ!!なんてことにはなりませんのでここの力は「中くらい」となるでしょうか。


「業界」の箱の上:新規参入の脅威:新規でこのラーメン業界に入ってきやすさ、つまり参入障壁の高さです。

美味いラーメンを作れるかどうかは分かりませんが、新しく広島市にラーメン屋を開業するだけなら数百万あれば誰でもできる(語弊があるかもしれませんが、ここでは例えなので、、、)ので、参入障壁はかなり低いといえますので、ここの力は「大きい」と言えます。


「業界」の箱の下:代替品の脅威:ラーメン屋の代替品とは何でしょうか?代替品というのは「買い手」にとっての「代替品」ですのでこの場合、うどん屋だったり他の飲食業だったりします。ただ、「ラーメンを食べたい」と思っている人がわざわざ「うどん屋」に行くことはなさそうなので、ここの力は「小さい」と言えそう、、、ちょっと待って下さい。

「代替品の脅威」はクリティカル!?


「代替品の脅威」は最後になってしまいましたが、実はこの最後の力が最もその業界にとってクリティカルだったりしますので注意が必要です。 ラーメン食べたいと思っている人がうどん屋に行くことはないから代替品の脅威は「小さい」としましたが、代替品って本当に「うどん屋」なのでしょうか?

最近のカップ麺ってめちゃくちゃ美味しいですよね。正直美味しくないラーメン屋で食べるラーメンよりもカップ麺の方が美味しかったりします。そうです、本当の代替品は「カップラーメン」とも言えそうです。

もし、このカップラーメンの技術?精度?美味しさ?がお店のものと何の遜色もなければ、どうなるでしょうか。脅威ありまくりですよね。やっぱ今日は店に行かないでカップ麺に湯を注ごうとなります。

ですので、ここの「力」の大小がその業界にとって非常にクリティカルなのです。


「代替品の脅威」はPESTで分析!!


この業界分析で非常にクリティカルな影響を持つ「代替品の脅威」ですが、ここ自体を分析するときに便利なフレームワークがPESTです。PESTは非常に視点の高い分析に使うフレームワークですが、PESTの枠組みを使って代替品を考えると、抜け漏れのない代替品の脅威の分析が可能になります。


私自身は、ちょっと面白そうだな、構造が知りたいな、と思った業界をこの5Fの視点を使って分析をしています。


皆さまもぜひ何となく興味のある業界の5F分析をしてみると面白いと思います!!

儲かる業界を見つけたら飛び込んんでみるのも面白そうですよ!!


さて、話を戻して、例えで「ラーメン屋業」を出しましたが、どうやらこの業界は「業界自体の競争」はさほどでもないようですが、全体の「構造として」儲かりにくい業界の様です。



代替品の脅威もすごいし、私なら、絶対に参入しない業界ですね。


と言ってもラーメンはとても好きですので、ラーメン業界はずっと存在して欲しいです。

(あ、代替品のカップラーメンがめちゃくちゃ美味しくなったら、、、)


というわけで、今回はかなり無駄口叩きながらライトに書いてしまいました。


それではまた!!


株式会社ベットワーク

大川拓洋

※ご意見等あれば、コメント頂けたら嬉しいです。

議論は大歓迎ですが、一方的な意見の押し付けは無視致します。

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